こんにちは。発達障害児と軽度知的障害を育てて20年達成。自分自身もLGBTで双極性障害を持つ宮田改めつっきです。
私の長女は発達障害。子供の頃の診断では
「典型的なアスペルガー症候群」
と診断されています。診断が下りたのは7才の時ですが、私は2才の時から
「この子自閉症っぽい」
と感じていました。
我が子の自閉症を疑ったのはどうして?
長女のさっちゃんの自閉症を疑ったのは、散歩のときのこだわりから。
散歩の道を変えると怒るんですよね。変化を楽しまず、変化を嫌う娘に違和感を感じていました。
他にもいろいろあったのですが、今覚えている大きなものは散歩です。
義母に相談しても
「子供はそんなもの」
と言います。実母に話したら
「・・・・我が子と義父が何かおかしいとしたら、気が付かないわよ。おかしいのが普通になっちゃうから」
と。実母は「変だ」という私の言うことを否定しませんでした。
結局色々な問題を起こすようになって、私が発達障害について学び発達障害の確信をもって、
「発達障害学会登録のお医者さん」
に診せると
「典型的な発達障害」
との診断が下りました。それまでも大変だったので、またお話したいと思います。
我が子に違和感を感じたらどうすればいい?
お母さんは多くの場合子供に一番近い存在です。子供に違和感を感じた時に、それを
「気のせいだ」
という人もたくさんいます。私は実際に「スクールカウンセラー」を自称する精神科医に言われました。
「親のしつけが悪い」
13年前ですから、発達障害なんて言葉を不勉強な精神科医は知らなかったんですよ。
そんな不勉強な医師がスクールカウンセラーの看板を出していたこと自体、苛立ち要因ですけどね。せっかく子供の違和感に気が付いても、そんな不勉強な医師のおかげで我が子の療育が遅れたママたちがいたら・・・不勉強医は子供の人生に責任取ってくれませんからね。
子供に発達障害の診断が下りても、義母にはずいぶん
「普通なのにねぇ」
と言われました。でも夫も小さい頃の話を聴いていたら、アスペルガーの特徴を持っているんですよね。今も。夫のきょうだいも小さいころの話を聴いたり、いろいろ話していると発達障害を感じることがあります。
義父も典型的なところを持っています。
義母の周囲は発達障害が「普通」だったようです。
説明はしていません。子供の人生に責任を取ってくれない人たちに、細かいことを話すことはないんですよ^^
我が子の特徴に気が付いたら、気が済むまで専門家(医師)の診断を仰ぐべきだと私は思います。
精神科医は相性がとても大きいです。それに知識を持っていない医師もいます。
診断がつく年齢や症状ではなくても、医師に相談できることでママの精神状態が安定する。ということもあると思います。
信頼できる精神科医は一生ものです。これは本当に実感を込めて。
信頼できる精神科医を探すのは、本当に大変です。
でも療育を始めるには医師の診断はあったほうがいいです。ストラテラなどの薬を必要とすることもあるかもしれませんしね。
子供に一番近いのは、大抵の場合はママ。ママであるあなたの違和感、大切にしてください。
私は2才の時にこだわりを持ち始めた我が子に、変化をいろいろ体験させることを意識しました。
療育を得て、今は
「アスペルガー?嘘でしょ?」
と言われるくらいごまかせる性格になっています。特徴を自分なりに理解して、世間とのずれを修正しながら生きています。
我が子の違和感が「障害」じゃなくても、どう育てていくか。の指針になることがあります。
ただ児童精神科の医師はとても少ないんですよね。口先だけじゃない本物の児童精神科の医師が増えてほしいなと思っています。
子供のことを不安に思ったら、色々な人に相談してみてください。セカンドオピニオンも受けるべきだと思います。
応援しています。
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