軽度知的障害:幼児期の遊び 自作の文字

軽度知的障害

 発達障害児と軽度知的障害児を育てる宮田です。今日はあーちゃんの子供時代の遊びを思い出したのでそのお話です。

 あーちゃんが小さいころ、あーちゃんはノートの罫線に小さな記号のようなものをずらーーーーッと並べて書いて遊んでいたことがあります。

 ひらがなを覚えたのが中学生後半。

 ひらがなを習い始めたのは、3才から(聴覚支援学校幼稚部だったので早い)だったんですが、中学校後半までかかりました。

 自分だけの文字の確立は早くて、小学校低学年の時から書いていました。

 日記を書いていたり、予定を書くんですよね。
 自分の文字で。

 誰も読めない文字のようなものを書く

というのは、障害がある子にとって珍しくはないようです。Twitterでも投稿されていた方がいらっしゃいました。

 障がいがあっても、自分の世界は持っている。

 当たり前のことですが、忘れがちになっちゃうんですよね。

 障がいがあると、自分の世界と周囲の世界が一致しないのはあるあるの様です。
 自閉症の子供たちの中には、自分の中の世界を表現するのが得意な子もいますが、ほとんどの子供たちは表現できません。
 でも縛られない障がいのある人たちの中にはとても広い自分の世界が広がっているのかもしれませんね。

 あーちゃんは字が書けるようになってからも、メモ魔です。
 日記を書いたり、予定を書いていたりと、メモ帳をいつもカバンに入れています。

 私はなんだかわからない文字を書いているあーちゃんに

「予定書いてるの?」

とくらいしか声掛けしませんでした。褒めもしないし手直しもせず。
 本人は自由に遊んでいました。

 たまに
「メモ帳いる?」
くらいは聞いてましたけど・・・。

 私の妹は絵を描くのが好きで、自分の頭の中の世界をよく書いていました。
 あーちゃんは私の妹に似たのかもしれません。文字と絵の違いはありますが、自分の中の世界を表現するのが好きなのは変わりません。

 子供たちの心の中の世界大切にしてあげたいですよね

発達障がい児の育児中に発達障がい夫に疲れたら

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