【軽度知的障がい】台風が怖くて休んだお話

軽度知的障害

  こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 台風が熱帯低気圧に変わりましたね。

ニュースをまるっと信じちゃう

 軽度知的障がいのあーちゃんは、思考の切り替えが苦手です。一度入った情報の書き換えが非常に難しいんです。

 今回の台風もそれが出てしまいました。

 今回の台風は危険だと言われていて、実際に被害も出ていましたね。

 あーちゃんはそれで怖がってしまって

「台風だから家から出ない」

と言い出しました。

朝にはだいぶ落ち着いていたのに

 朝にはだいぶ台風は落ち着いていたのですが(熱帯低気圧になっていました)、あーちゃんは

「怖い」

の一点張り。電車もバスも通常通り動いているのに

「学校休む」

と休んでしまいました。

一度情報を入れると書き換えが難しい

というのは非常に難しい問題です。今回の台風の場合も

「もう大丈夫だから」

と言っても、台風は怖い。危険。と刷り込まれているので、

「今は風も無くなったしもう大丈夫」

にはならないんですよね。

+朝台風が来る

+台風は怖い

+学校に行けない

の三段活用を解除できないんです。自分で判断ができません。

 判断を途中で変更するのも非常に大変。

 これがあーちゃんの障がいなのだなあと思い知りました。

「ここに来る頃には『熱帯低気圧』になって怖くなくなるかも」

という情報を入れておくべきだったと激しく反省しています。

自分で判断できないし他人の判断を受け入れない強情さ

 が、あーちゃんの難しいところです。なのでフラットなうちに判断の逃げ道を作っておかないと融通が利かなくなります。

 それで機嫌が悪くなったりもするので本当にめんどくさいんですよね・・・

 

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