こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 今日は発達障がいの勉強のお話です。
一つが得意じゃこの国では何の役にも立たない
私が19年発達障がい児を見てきて思うことは、
「好きなことしかやらない」
ということ。
「やっとかないとダメだよなあ・・・・」
という概念がないんです。これは日本では致命傷ですよね。
日本では高度なことを学びたかったら、「五教科+体育・技術教科+内申点」が満遍なくよくないといけない。
でも発達障がいの子のやりたいことはとても狭くて、例を挙げるなら「科学の燃焼反応だけ」に興味があったりすることもあります。
社会なら「現代の日本の政治における問題点を歴史の中から洗い出す」なんてことに興味があったりも。
そんな論文はどんなに難しくても読むけれど、他の教科や部分や内申点が全くダメで高等教育が受けられない。
ということあると思います。
もしかしたら、そこを突き詰めていければ偉大な発見をしたりするかもしれないのに。
全部が平均的にできないと切り捨てられる国なんですよね。日本って。
発達障がい児はやりたいことしかやらない頑固者
でも発達障がい児は、やりたいことしかやらない頑固者なんですよね。
褒めてもなだめても叱っても、やりたいことしかやらない・・・・。
「もっと深く学びたいなら満遍なく良い成績をとるしかない」
と本人が理解するまでが長い・・・そして理解できるかも未知数。
親は本当につらいですよね
日本は平均点が最高点
日本は平均点が最高点で、それより高くても刻くても阻害されたりやりたいことができなかったりします。
発達障がいの子はもちろん、いじめなどで心身に影響が残った子でも、
「自分がやりたいことだけをやるのはわがまま」
という風潮。自分がやりたいことを突き詰めていけば、それが高度なものになっていく。
という考え方がないのが残念ですね。
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