こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 今日は発達障がいのお話です。
発達障害を克服するの勘違い
発達障がい児を育てていて困ることは大量にあります。
私も何度も怒ったり褒めたりなだめすかしてきましたが、一切役に立たない
「怒っても褒めてもうまくいかないとかどうすればええねん?」
と本人に愚痴ったこともあります。
発達障害を克服させたいと思う親御さんは多いと思います。私も思いました。
でもその手段に関して、
「慣れる」
は使えないと思っていてください。
どうして発達障がいの子の感覚過敏“慣れる”は使えないの?
さて発達障がいは苦手なこともたくさんあります。過敏なこと、あなたのお子さんにもありませんか?
我が家の子は聴覚過敏があります。これは軽度知的障がいの子も同じ。
聴覚過敏がある子はおとに慣れる?
皆さんは聴覚過敏、どうしますか?
ここで音に慣れる!は無理なんです。だって脳の構造上どうしても苦手なんですから。
なのに苦手な音を聞かせていると、その場所や状況にかんして嫌悪を大きくさせるだけなんです。
私も聴覚過敏があり、朝からニュースキャスターの声を聴くのは大嫌いです。
なので、夫が朝テレビをつけているとうんざり。リビングにはできるだけ短い間しかいません。
感覚過敏は慣れることはできないので、回避する方法を学ぶしかないんです。
感覚過敏を慣れさせようとすると?
苦手なことを強制する親に対して不信感を持ってしまったり、トラウマを持ってしまったりします。
皮膚過敏を持っていて、スキニーなどが着られないなら綿のゆったりしたスカートやズボンでいいんです。
嫌な服を着せていると、服を着ることが嫌いになるかもしれません。
過敏ばっかりは回避するしか仕方ない。回避方法を考えるしかないんですよね。
なので慣れさせようなんていばらの道を歩かず、こればっかりは回避する方法を考えていきましょう。
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