こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 今日はあーちゃんの身辺整理のお話です。
軽度知的障がい児あーちゃん特別支援学校高校2年生
高校二年生になって、あーちゃんは身辺整理を始めました。
「卒業したら大人だから、子供時代の色々なことを終わらせたりしなきゃいけない」
と思っているようです。私は何も言っていないのですが、
「社会に出ることは特別で、今までとは違う」
という意識が強いようです。
軽度知的障がい児あーちゃんの身辺整理:習い事
あーちゃんはピアノを習っていたのですが、急に
「止める」
と言い出しました。
「これから高校でインターンシップなんかで忙しくなって疲れちゃうから」
ということです。
「YouTubeで弾き方を見られるし、ピアノ(電子ピアノ)もあるから」
と言います。
確かにそうだけど、「いいの?」と聞いても「いい」と言うので今月いっぱいで辞めることになりました。
軽度知的障がい児あーちゃんの身辺整理:放課後ディサービス
放課後ディサービスはお休みをして、夏休みなど休みの時だけ通うようにする。
とあーちゃん。この前職員さんが提案してくれた形態をそのまま受け入れた形です。
軽度知的障がいでも未来を予想して準備することはできる
軽度知的障がいの中でも、IQ54で中度に近いあーちゃん。
でもあーちゃんは将来の予測を立てて、それに向かって準備を始めています。
軽度知的障がいでも、将来の自分を予測しそれに向けて対策を立てることができるんですよね。
もちろん先生たちの指導もありますし、周囲も提案をしたりしています。
もちろん軽度でもIQが高い人ほどできることは増えますし、一人で生活ができるひともいます。
軽度知的障がいは本当に個人差が大きくて、親も支援する人たちも大変だと思います。
どんな障害があっても、個性がありその人らしさがあるんですよね。
軽度知的障がいと言うものがある。ということさえ知らない人も多いのではないでしょうか。
私も恥ずかしながら我が子が軽度知的障がいでなかったら、知らなかったと思います。
そしてあーちゃんは自分のことを言い合わらす言葉が少ないです。自分のことを思っていることを表現できない。
だから理解されにくいんですよね。
でも発達障がいのさっちゃんより、精神状態の発達は普通に近いもののように感じます。
あーちゃんの場合は言葉や計算が苦手で表現がなかなか難しいんですよね。
自分を表現できないから、周囲は理解してくれない。でも障がいがあっても“ココロ”はあるんですよね
ご拝読ありがとうございました
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