【軽度知的障がい児】人生を豊かにしてあげたい!軽度知的障がいの子の習い事で大切なこと3つ

育児

 こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 今日はあ-ちゃんの習い事の歴史についてお話したいと思います。現在特別支援学校高校生のあーちゃんは、ピアノを習っています。

 7才の時からですが、ヤマハ・カワイ・ヤマハと遍歴を重ねています。現在のところはもう3年目。

 軽度知的障がいの子の習い事で大切なことをあーちゃんのピアノ遍歴を通して感じてきたので、お話したいと思います

 軽度知的障がいの子に習い事をさせるにあたって私が大切だと思うことは3つ。

  1. 本人の技量を上げる為ではなく、楽しむためにやる習い事
  2. 本人がやりたくないと言ったら休ませたり辞めさせて
  3. 家での練習は無理にさせなくていい

 この三つになります

軽度知的障がいの子の習い事で大切なことは三つ?

 軽度知的障がいのあーちゃんは、7歳からピアノをしていますが本当に大切なこと。って三つあると感じています。

 みなさんもお子さんに「習い事をやらせてみたい」と思うことあると思うのですが、なかなか障がいがある子を受け入れてくれる教室って少ないですよね。

 私はヤマハに入る時に、あーちゃんの障害の話はしていません。

 ですが相性よく通っていけているのは、先生が大切なことを知ってくれているから。その大切なこと。とはいったい何なのでしょう。

本人の技量を上げる為ではなく、楽しむためにやる習い事

であると言うことです。

 7才から数年間はグループレッスンで、グループレッスンについていけなくなったのと引っ越しの為に、個人レッスンにした経歴があります。

あーちゃんは、小学校卒業まで、ピアノの階級?を取らされて大変でした。

 あーちゃんは繰り返し勉強することが、頭に入ってこない障害を持っています。

 なので、レッスンで同じ曲を覚えて弾くと言うことができません。

 あいうえおのひらがなもまだ使いこなしができていないあーちゃんが、音符を見ただけでピアノを弾くのも至難の業。

 レッスンで怒られるので、ピアノを弾く楽しさを忘れてしまっていました。

 それで中学校3年間、ピアノを止めていましたが、本人が「弾きたい」と言うので始めました。

 今の先生は、おしゃべりだけで終わってもOK。好きな曲を好きなだけ弾かせてくれる先生で、相性が良いようです。

 ヤマハでは、あーちゃんは大人教室“高校生”なので好きに弾かせてもらっています。

 幼い時から音楽に慣れ親しんでいるので、自分のペースでピアノを弾くのは楽しいようです。

 軽度知的障がい児の習い事は、自分のペースでやらせてくれる幼児指導の経験がある先生がおすすめです。

 親も、子供の技量アップを気にしないこと。本人がニコニコしていれば、それでいいんです。

本人がやりたくないと言ったら休ませたり辞めさせて

 せっかく始めた習い事を、休んだり止めさせたりするのは親にも勇気が必要ですよね。

 でも楽しくないものをやらせるのは、もったいないです。

 習い事そのものが楽しいけれど、先生との相性が悪いこともあります(あーちゃんもありました)

 本人とよく話し合って、本人の意思を尊重してあげましょう

 親としては初期費用のことなども絡むので、ヒィィィィィなる習い事もあると思いますが・・・・。

家での練習は無理にさせなくていい

 私はあーちゃんに習い事の練習は家では無理にさせていません。

 あーちゃんの電子ピアノはあーちゃんの部屋にありますが、あくまであーちゃんが弾きたい時に弾くスタンス。

 昔は練習させたりもさせてみましたが、あーちゃんの障害では身につきませんし私の負担にもなります。

 親が怒りながら指導してしまうと、せっかく楽しんでるのにもったいないかなと思います

 親の精神にもダメージが大きくなっちゃいますしね。

習い事は人生を豊かにするもの。重荷になっちゃダメ

 障がいがあったとしても、習い事を楽しみたい。

 とても良いことだと思います。私もお金があるなら、軽度知的障がいや発達障がいの子が楽しめる総合習い事施設作りたいと思いますもん。

 でも親が苦しくなってしまっては、意味がありません。

 子供の習い事には年齢にもよりますが、程よくかかわっていくのがコツです。

 ピアノなどはママやパパと一緒に習える年齢に、親と楽しむのもありです。

 グループレッスンで初めて、ついていけなくなってきたら個人レッスンに変えてもいいのです。

 私はこれで、ピアノが両手で弾けるようになりました。

 私は障がいのことは伝えてきませんでしたが、そこは先生や環境や親御さんの考え方だと思います

 親も本人も楽しめる習い事ライフを手に入れましょう

 

 

 

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