こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 雨が春からずっと続いていますね。もう梅雨に入っているんじゃないかと思っている宮田です。今日は「我が子が学校を休みたい」と言う時についてお話したいと思います。
軽度知的障がいあっちゃん学校を休む
我が家の軽度知的障がい、あっちゃんは最近
「疲れたから明日行きたくない」
ということが、ポツポツ増えてきました。
そんな時には休ませています
【軽度知的障がいあっちゃん】なぜ学校を休ませるの?
あっちゃんは特別支援学校の為、私は無理をさせて行かせることはしていません。
学校は大切ですが、今は二次障がいか少し心配なのでお休みします
特別支援学校の為、休んでも学習についていけなくなる。ということはありませんし、そこは他の学校とは大きく違うところです。
【軽度知的障がいあっちゃん】学校を休みたい理由を聴取
我が家では、学校を休みたい理由を本人に聞いています。
最近の理由は「頭が痛い」です。
でもよくよく話を聴いてみると、学校で気をつかいすぎて疲れた・・・と言うのが見えてくるんですよね。
ストレスが溜まってしまって、頭痛になった。というのがホントのところのようです
軽度知的障がいの子はストレスをためやすい
軽度知的障がいの子はストレスを溜めやすい傾向があります
それはストレスを解消する方法がなかなか見つからないからです
知能に問題がない子でもストレスを解消するのは至難の技
ですが友達と遊んだりお話をしたり外で遊ぶことでストレスを解消することができます
またゲームをしたりすることでストレスを解消する子もいるかもしれません
しかし軽度知的障がいのあっちゃんは友達と話をすることはできても、休日はいつも家に引きこもっています
ゲームをしようにもひらがながなかなか読めなかったり文字の面で問題がありゲームは苦手です
発達障がいのお姉ちゃんのさっちゃんは小説を書いたりして発表しストレスを解消していますが、あっちゃんの知能ではなかなかそれはできそうにもありません
ストレスを感じた時にそれを解消する方法がなかなかないのが軽度知的障がいのあっちゃんの弱いところだと思います
あまり無理をさせてしまうとストレスを溜めすぎて二次障がいを起こすことが心配されます
なので主治医とも話をし、あまり無理に学校に行かせないようにするという方針に決めています
これが健常の子供であれば学習についても考えなければならないのですが、あっちゃんの場合は特別支援学校なのでそこまで考えていません
軽度知的障がいの子はストレスを感じやすい
軽度知的障がいの子はストレスを感じやすいという特徴もあります
あっちゃんの場合は特別支援学校に行ってはいるのですが、周囲にいるのは自分と同じ程度の障がいの子ばかりではありません
自閉症の子もいますしクラスは違っても重度の子もいます
あっちゃんは自閉症の子供達が騒ぐのが疲れるとも言いますが、自閉症の子供たちに悪気がないこともよく知っています
色々な障がいの子と育ってきているので仕方がないことも知っていて、自分の要求を言わずに黙ってしまう傾向があります
ストレスにならないようにする
ということもなかなか難しいですし、ストレスを口にすることも苦手です。
なのでストレスをためてしまって引きこもってしまったり、ウツになってしまう二次障がいにはとても気を付けています。
学校に行きたくないと子供が言ったら
学習面での心配があるかどうかも判断基準ですが、一日くらいならゆっくり休ませてみましょう
そして話を聴いてみます。
話を聴くときには絶対に「叱らない」「言葉を遮らない」「意見を言わない」で聴く姿勢でいてください。
子どもも「行かなければならない」ことは理解できていると思います。
行きたくないのは何か理由があるから。
本当に体調が悪いのかもしれませんし、精神的な理由かもしれません。
親として子供の心配をするがあまり、傾聴ができないのであればカウンセラーや精神科医にカウンセリングをしてもらうことも良いと思います
その時に、障がいのことをよく知る方にカウンセリングしてもらうのも大切です
カウンセラーはいろいろな人がいますので、一人と合わなくても諦めず探してみるのがおすすめです
ご拝読ありがとうございました
コメント