こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 自分のことばかり話す人は嫌われる。という話を聴いて、「わからないでもないけれど、自分のことを話す人はどんな気持ちなのだろう」と考えたら胸に刺さりました。
今日は、自分のことばかり話してしまう私の心理について考察したいと思います。
人は話を聴いてほしい生き物のようです
多くの人の傾向として「自分の話を聞いてほしい」というものがあるようです。
自分の事しか話さない人は嫌われる傾向にあるという話を皆さんも聞いたことがあるかもしれませんね
今日考察するのは相手の人が喋ろうとしていることを遮ってまで自分のことを話そうとする人のことではなく、話をしているとなんとなく自分のことばかり話していると言う人のお話です。
実は私も自分のことばかり話してしまうタイプです
私はカウンセラーをしていますが、カウンセリングをしていない時に誰かとお話をする時には自分ばかり話してしまうタイプです。
カウンセリングは相談者さんのお話を聞くことが前提のお仕事なので、相談者さんが話をしてくれます
ですが日常の場合どう話せばいいのか分からないということがあるんです
特にあまり親しくない人と話をする時には何を話していいのかが分からないので、安全圏の自分の話に逃げ込んでしまうという傾向があります
自分のことばかり話してしまうのは何を話していいかわからないから?
相手によって聞かれて嫌なことというのは違うと思います
例えば初めて会った人に対して、「結婚しているのか」「子供はいるのか」はなかなか聞きにくいと私は思っています
どちらも時代としてはデリケートな問題に入りますし、相手の立場がわかっていればいいのですが全くわからない場合どうしていいかわからないんです
相手が自分に何か質問をしてくれるのは大歓迎なのですが、自分が相手に質問するのはすごく苦手なんですよね
相手に対して好奇心はあるのですが、どこまで聞いても良いのか、どこから聞いたらだめなのかがよくわからないんです。
そんなに気を使わなくてもいいじゃないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、すごく気になってしまいどうしても相手に対して突っ込んだ質問ができません
なのでついつい自分のことを話題にしてしまうと言うことになってしまいます
別に聞いてほしいわけではなくて、何を話題にしたらいいのかわからない。という部分から自分のことばかり話してしまうんです
些細な事が気になる性格HPSなの?
私は結構些細な事が気になるタイプです。今現在のことももちろんですが、過去の失敗を思い出して落ち込んでしまったり、今日の失敗を思い出して落ち込んでしまったりします。
HPSの特徴もほとんど当てはまります。生活の急な変化に弱かったり、たくさんのタスクで混乱してしまったりもします。
大きな音や強い光が苦手なところも当てはまりますし、小さな音やにおいも気になります。
最も私が特徴的なのは、自分は決して歌が上手くないのに曲を聴いていると音程のズレやリズムのズレが非常に気になるというくせがあります。
それがオーケストラの沢山の音の中の一つの楽器の一つの音符でも気になってしまいます。
なので聞く曲に制限がかかってしまったり、オーケストラを聴きに行ってもたったひとつのズレが気になってしまい楽しめなかったりします
他にも映画やドラマの悲しいシーンや悩んでいるシーン戦闘シーンがとても苦手であまり動画を見ることができません。
それらをも結構大変なのですが一番大変なのはやっぱり対人関係です。
何を話していいのかわからないので自分のことばかり話すのですが、それを話すことで相手がどう思っているのかと考えるとまた落ち込んでしまいます
もうどうしていいかわかりません
コミュニケーションが苦手で自分のことばかり話してしまう人?か知りたい
コミュニケーションが苦手な私のようなタイプは、あなたが自分のことを話し始めるとすぐ聞き手に回ります
なぜかと言うとあなたが話をしてくれることでホッとするからです。
私は相手の方が話してくれるとすごくホッとします。自分のことを話さなくてよくなるという安心感もありますし、相手のことを知ることができると言う好奇心の面でも話してもらえるとすごく嬉しいのです。
共感のために自分のことを話すことはありますが、話の主導権が移ったら無理に自分の方に引き戻そうとはしません
話の主導権を絶対に譲らないタイプの方はもしかしたら自分のことが大好きで自分の話を聞いてもらいたい方かもしれませんね
コミュニケーションというだけで考えすぎてしまい、その結果自分のことだけ話してしまう。というタイプの私の話を今日はさせていただきました
同じタイプの方がいらっしゃいましたらお話を聞かせていただければと思います
ご拝読ありがとうございました
寒かったり暑かったりなのでお体を大切にお過ごし下さい
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