【軽度知的障がい高校生あっちゃん】動く恐竜が怖い

軽度知的障害
 こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。

軽度知的障がいあっちゃんと動く恐竜

先日イオンのイベントで、動く恐竜(テラノザウルスとトリケラトプス)が展示してありました

トリケラトプスはそんなに動かなかったのですが、テラノザウルスが結構動いていてあっちゃんは怖がって近づかず。

もう高校生なのですが、判断能力は小学生ということで怖かったようです

もちろん本物ではないとはわかっているみたいなのですが、ティラノザウルスが動いているようなイベント会場に連れて行ったことがないので経験がなく、恐怖心につながったようです

高校生で日常生活ではしっかりしたことも言うので

本当に知的障がい?

と思うこともありますが、あっちゃんが経験したことがないことにぶつかった時に怖がったり、感情なくしてしまったりするところはやはり障害があるんですよね。

今回のことで思ったのはあっちゃんには色々な経験をさせることが大切だなということでした

それは障害がなくても同じなのでしょうが、経験がないとどうしていいかわからないのは大きいと思います。

USJ のティラノサウルスは平気みたいなのですが随分小さい頃に遊びに行ったっきりですし、いつもよく行くイオンに恐竜がいるというシチュエーションがまずダメだったのかな

軽度知的障がいあっちゃん映画は大丈夫なんだけれど?

あっちゃんが恐竜を怖がるので恐竜から離れたのですが、あっちゃんが

「ジュラシックパークとか映画の恐竜は大丈夫なんだけど」

と言っていました。

ジェラシックパークでティラノザウルスや肉食恐竜が人を襲うのをよく見ていたので、ティラノザウルスが怖かったと熱く語っていました

確かに映画で出てくるティラノサウルスは強くてめちゃくちゃ怖いですよね

そのイメージがあったから恐竜が怖かったそうです

ティラノザウルスが本物であろうと偽物であろうと人を襲うイメージがあるので怖かった

人を襲うティラノサウルスがイオンにいたらそれこそパニックだとは思いますが、あっちゃんにとっては展示しているティラノサウルスも同じだったようです

軽度知的障がいはイメージの書き換えが難しい

これはあっちゃんを見ていて思うのですが知的障害を持っている子供達は、悪いイメージを一度持ってしまうとそれを書き換えるのは非常に難しくなります

なので極力色々なことにネガティブな感情を持たないようにしてきたのですが、さすがにティラノザウルスまでは面倒を見切れません

あっちゃんは洋画が好きで色々な洋画を自分で見ています

映画と現実は違うということは理解できているようなのですが、日常的なところに映画のようなセットが組まれるとちょっとパニックになるようです

非日常がとても苦手なんですよね

楽しめない

あっちゃんはやっぱり障がいがあるんだなあと思った出来事でした

 

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