こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 今日は20年前、初めての子供ができた時のお話をしたいと思います。私は赤ちャんがお腹に宿った時、喜ぶことができませんでした。今日はそんなお話です。
結婚して赤ちゃんができるのは嬉しいこと!
と言われます。今日読んだ記事でも
「妊娠を知らせたら夫がうれし泣き」
という記事が出ていました。ほっこりしますよね。
でも私は自分の子供ができた時に喜ぶどころか、陽性の出た妊娠検査薬を見てフリーズ。
夫に告げたら夫もフリーズ。という事態に。
赤ちゃんができたのを素直に喜べなかった理由とは
フリーズ夫婦が素直に赤ちゃん降臨を喜べなかったのには、いくつかの理由がありました。
結婚したてで新婚生活はこれからだった
結婚して、一か月足らずで妊娠した私。授かり婚ではないものの本当に結婚してすぐ赤ちゃんができました。
8/15に結婚して、赤ちゃんができたとわかったのは9月中。
赤ちゃんが欲しいと口では言っていた夫ですが、
「新婚生活を何年か楽しんでから」
と思っていたそうです。同棲していたので、二人では暮らしていたのですが【同棲】と【結婚生活】は彼の中で違っていたようです
赤ちゃんが来たことで変化する未来が怖かった
私も夫もこれは大きかったと思います。
今まで二人きりで好きに生きてきたのに、急に【赤ちゃんが来る】と言うことで色々な変化を強いられます。
赤ちゃん中心の生活になるでしょうし、二人の生活とは変わってしまいます。
“赤ちゃんができた”ことを喜ぶ前に不安が大きかった
私はネグレクトで育っていて、自分の経験の中に“母親”がいません。
なので自分が“母親になる”とわかった時に、混乱してしまったんですよね。
母親と言う者を知らないから、子供にどう接していいかわからない。
そして自分に“赤ちゃん”が来るとは思わなかった。
私は結婚式もしていませんから、結婚生活は日常の延長でした。
なので余計に「赤ちゃんがくる」と言うことに現実感がなかったように思います。
それは夫も同じ。夫は女の子と遊ぶのが大好きな人だったので、そういう行為が赤ちゃんが来ると言うことに結びつくと現実感がなかったそうです。
自分の赤ちゃんが私のお腹に宿った時、夫は茫然。
・・・私も茫然としていましたが。
当時彼は29才で私は25才。茫然とするような年でもないような気もしますが、幼かったんですよね。
子供二人を育てて今思うこと
人を育てると言うことはつらいことや我慢することも多いです。
我が家の子供たちは発達障がい児と軽度知的障がい児。健常児だったらと考えたこともありますが、それぞれに障がいも子供たちの一部です。
我が子と一緒に育ってきたな。という実感がありますし、療育と言う種を綺麗な花として咲かせてきたのは「がんばってよかったな」と思います
子どもを育てることで、自分の精神的な成長が大きかったと今はとても思います
ご拝読ありがとうございました
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