【軽度知的障がい児の父親】障がいがある子供とのかかわりの変化

軽度知的障害

 こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 私は発達障がい・軽度知的障がいの姉妹を育てています。

【軽度知的障がいの父親】月に一度の主治医のカウンセリング

我が家では、月に一度子供たちの主治医のカウンセリングを家族で受けています。

都内の青年児童精神科にいた時から、もう10年くらいお世話になっています。

現在は近県に移られてしまい、月に一度小旅行がてら先生に会いに言っています。

高校生の子供たちは、学校が休みの時には行きます。

ですが普段は私とパパの二人。私が近県までの運転が自信がないので、パパが連れて行ってくれています。

【軽度知的障がいの父親】我が子の障がいがあるのはわかるけれど

我が家ではお姉ちゃんであるさっちゃんが発達障がいで、妹であるあっちゃんが軽度知的障がいです。

発達障がいのさっちゃんは知能の遅れがないので、会話が成り立ちます。

でもあっちゃんは知能が低いので会話が成り立ちません。

姉であるさっちゃんや私が理解できることでも、パパにとってはちんぷんかんぷん。

というのはよくあること。

中々かかわりの時間が取れず、あっちゃん自身もパパに苦手意識があります。

パパは

「あっちゃんに障がいがあるのはわかるけれど、どういう風にかかわったらいいのかわからない」

と悩んでいました。

【軽度知的障がいの父親】主治医に相談する

主治医のところに一緒に行くようになって、パパも主治医に子供たちとのかかわり方をたずねるようになりました。

「あっちゃんには何が理解できて、何が理解できないのか」

「あっちゃんの障害の様子」

を感情抜きに話してもらうことは、パパにとって非常に勉強になるようです。

パパだって、あっちゃんとちゃんとかかわりたいとは思っていても

「どうしていいかわからない」

と言っていましたが、今は少しづつ歩み寄っています。

【軽度知的障がいの父親】変化の兆し

ドライブ中に、さっちゃんと私とパパで

「給食のついて」

話していました。あっちゃんはいつもだんまり。だって話についてこられないし、話に割って入ると

「他人が話している時に話に食い込んだらダメ」

とパパに怒られるから。

いつもならあっちゃんには私が話しをふったりするのですが、その時はパパが

「あっちゃんの学校の給食はどう?おいしいの?」

と話をふりました。

「あっちゃんの学校では、色々な種類のパンが出るんだよ」

と嬉しそうに話すあっちゃん。

その後、パパと二人の時に

「ドライブの時にあっちゃんに話をふったのは、パパが成長したと思った」

という話をしました。パパは

「言ってることが分からなくても、黙っていなきゃいけないのがかわいそうだなと思ったから」

と言っていました。少しづつかかわっていきたいと思っているようです。

【軽度知的障がいの父親】パパだって我が子がかわいくないわけじゃない

障がいがある我が子と、どうやってかかわっていいのかわからない。

その想いはママだって持つことがあると思います。

私もそうでした。

そんなママと子のかかわりより、パパと子のかかわりの方が少ない場合も多いです。

私はそれは仕方ないと思います。子どもとかかわるのは女性の方が本質的に得意なのは仕方ありません。

男性としてのプライドが邪魔をして、素直になれないパパもいるかもしれません。

障がいがある我が子とどうやって、かかわっていいかわからない。

とひそかに悩んでいるパパもいるかもしれません。

子どもに近いママだって悩むんですもの。パパも悩んでいると思います。

我が家は一緒に主治医に会いに行くと言うことで、プラスの方向に流れ始めましたがなかなか難しい問題ですよね。

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