こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 私は軽度知的障がい児と発達障がい児を育ててきましたが、今日は次女のあっちゃんに
「軽度知的障がい」
があると知った時のお話をしたいと思います。
我が子に障害があると言われたときのママの気持ち
とても複雑なものがあると思います。
「どうして私の子供が?」
という怒り。
「何が悪かったの?」
という問い。
「やっぱり」
というあきらめ。
それは三者三様であり、障がい児のお母さんたちは一つの言葉では言い表せないほど、複雑なものを感じたことと思います。
この記事では私があっちゃんの障害をはじめて知った時のお話をしたいと思います。
【軽度知的障がいあっちゃん】4才みんなが覚えるカルタやキューサインを覚えられない!
あっちゃんは耳が聞こえない期間が4才まであり、手術をしてからはすぐに大阪の聴覚支援学校幼稚部に編入して通っていました。
聴覚支援学校では、発音と身振りを取り入れたキューサインで話をしたり、手話で話をしたり、ひらがなを早く覚えるための勉強をしていました。
が、あっちゃんは覚えられない・・・・。
私がちゃんと教えてないから・・・みたいな雰囲気でしたが、あっちゃん自身が覚えようとしても覚えられないんですよね。
話ことばも
「えっ」
だけですべてを言い表す器用さでしたしね(4才でも喃語も出ず)
こんな感じでしたので、私自身はあっちゃんは何かあるんだろうなと思っていました。でも喃語も出ないのに、三歳児検診でも何も言われないってドユコト?と今も思います。
【軽度知的障がいの検査結果】発達遅滞
幼稚園の先生に
「おかしい」
と遠回しに言われて、病院で検査をしたところ
「発達遅滞」
との診断が下りました。私はこの時点でまだ事の重大さに気がついていません。
「遅滞だから追いつくんだろう」
と思っていたんですね。事の重大さに気がついたのは、小学校を選ぶとき。
紹介されたのは、特別支援学校(知的)だったんです。ここで初めて
「発達遅滞」→「知的障がい」
と知ったんですよね。・・・誰も教えてくれないんだもの。
【我が子が軽度知的障がい】ママである私はどう思ったか
私の場合は、あっちゃんが知的障がいだと知った時
「やっぱりなあ」
と思いました。あっちゃんは軽度なので、色々な人にまぎれている時はそつなくこなします。
小学校の時は特別支援学級にいたのですが、生活力の高さで
「学習障害だけに見える」
とも言われましたが、その話を主治医にすると
「ううん。発達遅滞だよ」
と笑顔で言われてしまいました。
あっちゃんは生活力が高く、ませたことを言うので普通に見える時もあります。ですが、言葉が不自由だったりするのでやっぱり障害はあっちゃんのなかにあります。
それを私だけではなく、科学的に認めてもらえて「ホッとした」面もありました。
【我が子が軽度知的障がい】わかってから楽になった
あっちゃんが軽度知的障がいだとわかって楽になりました。
なによりもあっちゃんへの接し方や療育がちゃんと組み立てられていて、医師のカウンセリングを受けられると言う点でもよかったと思います。。
まずあっちゃんを社会に送り出すためにできることをやるしかないかな。と今は思っています。
あっちゃんの障がいの正体が分かって、私は安心した気持ちが大きかったです。
悩んだり、どうしてと思わないことはないですけどね。
健康に生んではあげたかったな。とは思います。
ご拝読ありがとうございました
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