こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 高校生の発達障がい児を育てています。今日は発達障がい児の精神年齢についてお話したいと思います。
発達障がいのさっちゃんは18才
我が家のさっちゃんは18才です。今年から成人。最近はだいぶ親離れしましたが、それでもママ大好きで私は
「これでいいんだろうか」
と思うことも。
小さい時に私が軽度知的障がいの妹あっちゃんにかかりっきりだったので、さっちゃんはずいぶん寂しい思いをしたそうです。
「保育園から帰ってきてもママが遊んでくれないので寂しかった」
と言われたことがあります。
当時私はウツの上にあっちゃんをつれて往復二時間の聴覚特別支援学校幼稚部にあっちゃんをつれていき、ベッタリ一日一緒。
という日々。自分自身もつらかったですが、甘えられないさっちゃんも相当寂しかったようです。
発達障がいのさっちゃんの精神年齢
さっちゃんは反抗期と言うものがありません。なので楽とは言うと楽なんですが、甘えんぼ。
医師に話した時に、医師が「発達障がい児の精神年齢は-3才」というお話をしてくれたことがあります。
ということは、今のさっちゃんの精神年齢は15才。
さっちゃんの学校は全日制の3年の学校ではないので、まだ高校生活は残っていますがそれぐらいでちょうどいいのかな?
と私は思っています。
他の人たちより精神の成長がゆっくりなんですよね。
私は18才から働き始めましたが、さっちゃんは絶対無理だろうな・・・と思います。見た目も高校生と言うより中学生みたいだし・・・。
学校の時間が昼からだったりするので、お昼ぐらいに新宿を歩いているとよく補導されるとか。
「小学生?中学生?こんなところ歩いていないで学校に行きなさい」
と。学生証とマイナンバーカードを見せて納得してもらっているそうです。・・・童顔も大変ですね。
発達障害など精神の成長がゆっくりの子はいます
日本の教育はところてん教育で、ほとんどの場合、
「小学校」「中学校」「高校」と大体押し出されつつ進んでいきます。
高校を出て働く子もいますが、高校を出てすぐに社会に出るにはあまりに幼い子がいるのも事実。
さっちゃんのように精神的に幼い子は、大学に進むのも一つの手段だと医師。
「社会に出るのが不安な子はFランでもいいから大学に行くのをすすめる場合もありますよ」
と。大学に行くことで、社会に出るまで猶予ができます。
さっちゃんは大学には行くと言っているので、まだ数年は学校に行く気満々。
コロナで一年サボった分もありますし。学年がない単位制の学校なのでみんなのんびりとはいえ・・・。
親としては三年で高校無償化が無くなるので早く出てほしいのですが・・・と言うよりバイトでもしてほしいのが本音。
バイトをすると勉強ができなくなる(勉学と両立ができない)タイプなのであきらめていますが。
発達障がいなので、勉強とバイトというマルチタスクを求めても無理なんですよね・・・。
発達障がいの子は精神成長はゆっくり
だから、ママパパと一緒にいたい時期が長くなったりすることもありますが、そんなもののようです。
もちろん個人差がありますし、反抗期がある方が正常なんですけどね。
うちのさっちゃんは親である私を、友達か何かと思っているようなので反抗期がないのかも。
それはそれで心配ですが・・・
さっちゃんなりに成長はしてきているようなので、まあ良いんでしょう
ただ三才マイナスだと二才違いの妹のあっちゃんより幼くなってしまうんですよね。
実際あっちゃんの方がさっちゃんの世話をしていることがあります。
・・・どっちがお姉ちゃん?
まあ親から見れば子供はいつまでも子供なので、さっちゃんも意外としっかりやっていけるのかもしれませんが。
18才が成人になったそうですが、まだまだ我が家のさっちゃんは成人には遠いようです
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