こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 軽度知的障がい児と発達障がい児を育てている私がしていた勘違いのお話です。
発達遅滞が6才の時に発見される
わがやのあっちゃんは、6才の時に発達遅滞が発見されました。
まったく話せない子で、会話は
「えっ」
だけで全部済ませるような幼児で、2才児検診も3才児検診もその話をしたのに、保健師は
「異状ない。言葉は人による」
と言い続けました。・・・3才で喃語も出ないなんておかしいでしょ!と今でも思います。
あなたの娘は“発達遅滞”です
姉であるさーちゃんが心療内科に通っていたので、あっちゃんも見てもらったのですが検査をして分かったのは
「発達遅滞」
ということ。発達遅滞とは発達が遅滞していると言う意味だと私は思いました。
だから発達は遅滞していても、いつか一般に追いつくんだと思っていたんですよ
発達遅滞とは?知的障がいと何が違うの?
あっちゃんは特別支援学校に進みました。でも発達遅滞なんだからいつか追いつくと思っていたんですよね。
ところが・・・・。
発達遅滞とは医学用語で、教育の場では知的障がいと呼ぶことを知りました。
そしてそれは治らない(知能が一般に追いつかない)んだと言うことも、誰に教えてもらえるわけもなく。
悟りました。
今はネットで調べることができますが、自分の子供が“発達遅滞”だと言われて、
「あ。知的障がいなんだ」
とわかる人ってどれくらいいるんでしょうか。いや専門の人とかではなく。
発達遅滞についても、ちゃんとお話を聴くことなく
「発達遅滞ですねー」
だけじゃわかりません。そりゃ医師にとっては検査で出ているわけですし、わかっていると思うのですが・・・・。
何ができて、何ができないのか。
それも全部あっちゃんをみて判断していかなきゃならなくて。
そりゃ個人差が大きい障がいではありますが、何かものさし的なものはあるでしょ?
それを教えてほしかったなあ・・・。
発達遅滞も医師との連携は大切
軽度知的障がいだと「治らないから」医師にかかっても無駄。という考えの方もいらっしゃいますが、私が子供を育ててきて思うことは児童精神科の医師との連携は非常に大切だと言うこと。
子供は多くの場合自分の様子を伝えることかできません。子供の様子を話す医師のカウンセリングの中で親が気付きを得る時もたくさんあります。
医師は子供との関係を話すといろいろなアドバイスをしてくれます。
私の娘の主治医は色々なアドバイスをしてくれます。このアドバイスの為に毎月通っているんですよ。隣県まで。
医師との相性もとても大切ですが、相談できる主治医がいない方は探してみてはいかがでしょうか
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