こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 発達障がい児と軽度知的障がい児を育て、心理カウンセラーとしてボイスマルシェに所属しています。
【発達障がい】聴覚過敏がある
さっちゃんは発達障がいで聴覚過敏があります。苦手な音が不意に聞こえるとイラッとしたり、そわそわした気持ちになります。
発達障がいさんに聴覚過敏があるのは珍しくはありません。
発達障がいでなくても、うつ時や疲れている時、眠い時など音に対して過敏になることありますよね。
徹夜明けだと音が全身にビビビビビビビと伝わってきたりしませんか?
音は振動なので、過敏になっていると皮膚でも感じてしまうんですね。
【発達障がい】聴覚過敏は特定の音の時もあります
大きな音でビクッとなるのは本能ですが、聞いているとイラっとしてしまう音ありませんか?
我が家の発達障がいのさっちゃんは「人の声」がとても苦手。
朝起きたばかりの時に、家族以外の声“朝の情報番組など”を聴くのがとても嫌いなんです。
YouTubeなど動画なら自分の好きな声の方を選ぶことができますが、テレビはそうはいかないですよね。
なので我が家ではテレビを見ません。番組を選べないから。
男性の声は比較的聞いていても大丈夫なのですが、女性の声はつらいようです
【発達障がい】聴覚過敏:録音の女性の声が苦手
録音の女性の声が特に苦手なさっちゃん。対面でお話するときには、相手の声をイヤだと思うことはないようです。
なので、録音の女性の声が特に苦手な聴覚過敏。ということになりそうです。
見る動画や聞く音楽も男性のものが多く、男性の高音域の音は好ましいようです
特定の音が苦手。
発達障がいでなくても、あるあるなのかもしれませんね。
ウツでつらい時に苦手な周波数の声や音を聴きたくない。という覚えは私にもあります。
【発達障がい】聴覚過敏:聴覚過敏の対策は?
聴覚過敏の対策としては、防音イヤーマフや防音イヤホンを利用することが主流です。
また学校や理解のある職場などでは、一時的に他の教室に避難して落ち着きを取り戻したりもします。
さっちゃんの場合は苦手な音で話す女性の出る番組はみない
という方法をとっています。特に朝の準備は自分の部屋で行うことで、集中しておこなえています。
【発達障がい】聴覚過敏の対策:防音イヤーマフや防音イヤホンを身に着けると
防音イヤーマフや防音イヤホンを身に着けると、音の角が取れて丸くなります。
イメージはこんな感じ。防音イヤーマフやイヤホンを通すと音が丸くなって耳障りが良くなります。
個人差もあるとは思いますが、風や電子ノイズなども消えて音の輪郭がわかりやすくなります。
なので、音が聴きやすくなるんですよね。
防音イヤーマフやイヤホンを外した時に、風のノイズや電子ノイズが聞こえてびっくりすることも。
なので「防音」とは言いつつも一定の音は聞き取りやすくなったりもします。
当てはまらない人にはなかなか理解されにくい聴覚過敏。
でもじつは結構シビアな問題なんです
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