【軽度知的障がい児】就職のために小学校から身につけたい基本習慣3つ

軽度知的障害

 こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 軽度知的障がいの高校生の娘を育てている心理カウンセラーの宮田です。今日は知的障がい児が就職のために身につけたい習慣のお話です。

小学校から就職を見据えるのは早くない?

と思われるかもしれませんね。でも正直に言うと

「障がいを持っている」

と言うだけで、世間の見る目ってすごく厳しいと思いませんか?

健常の子に許されることが、障がいがあると言うだけで許されなかったりする。という経験がみなさんにもあるかもしれませんね。

障がいがある。特徴がある子と言うだけで、かなり厳しい目で見られると言うのが私の実感です。

あっちゃんはよその人と話すのが苦手でした。なのですが、引っ込み思案な子ってどこにでもいますよね。でも学校では「誰にでも助けを求められるように」と言われて・・・。

「無理です」

と思ったこともあります。言葉が苦手なのに

「自分の困ったを相手に伝えられるように」

と言われましても・・・ハードル高すぎです

でも就職した時に、困っていることを的確に伝える能力は必要なものですし、その訓練は小学校から始めると遅すぎると言うことがありません

【軽度知的障がい児】就職のために小学校から身につけたい習慣:体を清潔に保つ

毎日お風呂に入る。当たり前のことじゃん?と思うかもしれませんが、お風呂だけではありません。

正しく歯を磨く。髪を自分で整える。など基本的な身だしなみについては本当に特別支援学校中学部に入ってすぐ言われました。

あっちゃんは髪をまとめやすくするために、髪を伸ばすことを推薦されたくらい。

体を清潔に保つと言っても、汗を拭いたり髪をまとめたり、服をちゃんときたりと色々なことがあります。

このような習慣は小学校からつけておくと安心ですよね

【軽度知的障がい児】就職のために小学校から身につけたい習慣:挨拶

話しかけられたら、挨拶をする。というのは、コミュニケーションの基本中の基本。

あっちゃんはこれができるようになるまでが大変でした。ママがいるとフリーズしちゃって挨拶しないんです。

「挨拶しなさい」

と私は注意するよりは、放置(笑)して私があいさつをしていました。

親があいさつをするのを見せるのも一つの方法なのかもしれません。今はあっちゃんもバス停で出会う人と世間話をしているようです。

誰にでも話しかけるADHDのお姉ちゃん、さっちゃんほどではありませんが。

意外と親が見ていないところで子供は育っているもの。あなたをお子さんはじっと後ろから見ています。

挨拶する場面では、しっかりママがあいさつしているのを見せてあげましょうね。

【軽度知的障がい児】就職のために小学校から身につけたい習慣:準備

働くようになると“準備”する場面はいろいろなところで出てきます。

仕事の準備・仕事に行く準備etc

でもこれって親が手を出してあげたいところだと私は思うのですが、みなさんはどうですか?

私は実は学校へ行く準備などはまったく手出しをしていません。当時私はウツだったので動けず、小学校のお泊り会も

「自分で準備した?〇〇入れた?」

と口頭確認しただけです。お便りを見て物をそろえていたのは、あっちゃん自身。なので、中学校の頃には自分で全部準備ができるようになっていました。

①.まず自分で準備させる

②お便りを見て、一つづつ入れたか確認させる

というのを小学校から繰り返していると、準備も一人でできるようになりました。親はとっても楽です。朝も一人で準備して学校に行きます。

親が任せても結構子供って大丈夫なものですよ~

【軽度知的障がい児】就職のために小学校から身につけたい基本習慣3ついかがでしたか?

なかなかすぐにできるものではないからこそ、小学校から積み重ねたい習慣をご紹介しました。

とくに三番目の準備ができるようになると、親はとっても楽です。

旅行に行くときなども

「あっちゃん、明日から二泊ね」

だけで自分で必要なものを準備するので手がかかりません。親の身も一つ。いつか来る親離れの為に、しっかり習慣にしてもらいましょう

ご拝読ありがとうございました

 

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