こんにちは。発達障がい児・軽度知的障がい児を育てた宮田です。 色々な資格を取ってボイスマルシェに心理カウンセラーとして所属している宮田です。今日は自分の話をしたいと思います。
心理カウンセラーは悩まない?いえ悩みます
ある友人に
「心理カウンセラーって悩まないの?」
と聞かれました。どうやら
「悩んでもズバッと解決してるから悩まないんでしょう?」
ということらしいのですが・・・そんなことないです。
他のカウンセラーさんも多分同じだと思うのですが、悩みます。
+どうすればいいか理解している+のと+そうなれる+のは違うんですよ。
例えば失敗した時落ち込みますよね。
「失敗してしまった・・・最低」
と思う自分と
「失敗してしまってもなるようにしかならないよ」
という自分に分裂しちゃってつらいんです。あれ?私だけ?
自分の内面を見る癖がついているので、
「ここをこうすれば楽になる」
ということは理解しているんです。でもね、そんなに簡単に変われたら苦労しないんですってば。
私の場合は「心配し過ぎ病」です。常に最悪のことを想定して動いているので、気分も落ち込みがち。
楽観的に考えていて、あまりよくないことが起こると
「楽観的に考えた自分が悪かった」
と落ち込んでしまうんです。めんどくさい性格でしょ?
心理カウンセラーは落ち込まない?自分で自分をカウンセリング
自分で自分をカウンセリングしてしまい、ドツボに堕ちることもあります(笑)
カウンセリングって
「話を聴いてもらって整理していく」
という部分がとても大きいんですよね。方法がわかっていても
「聴いてもらう」
という部分が抜けていると、あまり楽にならないこともあるんです。
心理の本や記事を読んで
「こうすればいいんだ」
と知っていても、カウンセラーに話を聴いてもらうのとは全く違います。
私はボイスマルシェのカウンセラーさんたちに話を聴いてもらうのですが、やっぱり全然違います。
「聴いてもらう」「誰かと話す」と言うこと自体がセラピーなんですよね。
心理カウンセラーだって悩む!でも・・・
心理カウンセラーだってたくさん悩みます。でもそれでいいと私は思っています。苦しいけれど。
色々な失敗や悩みが相談者さんに寄り添うための思いやりになっているのを自分では感じていますしね。
同じ悩みじゃなくても、似たような悩みに心から共感することができますし、悩んだ数だけ寄り添うことができます。
パーフェクトな人が心理カウンセラーになっても、悩みを聴いてもらっても共感してもらえるか心配じゃないですか。
口先だけの共感なんて、悩みがある人にとっては本当に役に立ちませんよね。心からの言葉か相談者さんには伝わります。
本物の共感と心理の知識が合わさった時、相談者さんの心を本当に癒せるんじゃないかなあと思っています。
だから悩んでも、落ち込まない・・・ようにしたいなと思います
ご拝読ありがとうございました。
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