これから暖かくなると言うことで、少しホッとしますね。桜が早く咲くといいな。
今回は発達障害と診断された我が子に発達障がいではないと言うお母さんのお話です。。
発達障がいと大学病院で診断された我が子
Aさんのお子さんは大学病院で発達障がいと診断されたそうです。
結果は軽度の自閉症スペクトラムで知能がIQ70台だったそうです。
そして医師は
「軽度なので手帳などは取らなくても良い」
とおっしゃったそうです。お子さんは16才なのですが、自分が発達障がいであると信じている。
Aさんがどんなにあなたは発達障がいじゃないと言っても信じない
とお困りのようでした。
発達障がいと診断されたけど発達障がいではない
Aさんはどうしてお子さんが発達障がいの診断を「受けた」と言ったのに、発達障がいではないと信じているのでしょうか。
ここに複雑な親心がありますよね。
Aさんのお子さんは大学病院の検査で、科学的に正式に「発達障がいである」と診断を受けたわけです。
でも主治医は
「手帳ほどではない」
と言った。と。
Aさんはお子さんが発達障がいであることを信じたくないんですね。我が子に障がいがあると信じたくない。
このご相談はとある相談サイトを参考に制作させていただいたものですが、Aさんは科学的な検査の結果より、医師ではない、もしくは医師としても診断をしていない人たちの意見を聴こうとしているわけです。
「事実を受け入れたくない」
だから自分に都合のいい意見を聞きたい。取り入れたい。と思ってしまったんですね。
発達障がいの診断を受け入れられない
発達障がいの診断は、
「こんな特徴を持っていて、こんなことが苦しかったりします」
と言うことが明確になります。つらさや生きにくさが発達障がいと言う「分類」されるだけです。
発達障がいであることは、本人が悪いわけでもありませんし、親が悪いわけでもありません。
ただ「こういう生きにくさがある」と言う診断です。発達障がいであることを恥じる必要もありません。
発達障がいと言う「生きにくさ」を知ることで本人が納得していると言うのであれば、親が見えていないところで、発達障がいに振り回されてきたと考えることができます。
親として発達障がいの診断を受け入れられない
と言う方はいらっしゃいます。それはそれでいいのです。素直に考えた時、受け入れられないと感じたのなら。
ですが、我が子の「困った」には対策をしていかないといけません。色々な困ったに対応していくことは、普通の子育てにも必要なことです。
そこに発達障がいだから。は関係ないんです。
発達障がいは「困ったことの傾向」であるのですから。発達障がいの対策としてある物が、我が子に当てはまるなら利用すればいいのです。
そこに「発達障がいだから」はありません。困ったことに対応する解決方法があるだけです。
発達障がいにとらわれる必要はない
発達障がいと言う言葉に、必要以上にとらわれる必要はありません。私もさっちゃんは発達障がいだから・・・と何かをしたことはありません。
ただ日々の困った。に対処をしてきただけです。それでいいんです。
発達障害の症状は多種多様で、複合型も多いですし、複合の仕方もそれぞれ個性があります。
その子に合わせた困ったの解決方法が療育となって降り積もっていきます。
そしてそれが育ってきた時、お子さんの困ったの数が減ってきて、生きやすくなっていくのです。
発達障がいについてのご相談を受け付け中
私はボイスマルシェで発達障がいの家族に関してのご相談を受け付けています。
注意:これはネット上にあるお悩みを参考に執筆した架空のご相談になります。
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