今日は軽度知的障がいのあーちゃんのお話です。
あーちゃんは高校生。次は就職です。
あーちゃんはB型就労を目指しているのですが、お試し就労第一弾はコロナ禍によってなくなりました。
今回は第二弾の事業所決め。
【軽度知的障がい】B型就労ってどんなもの?
B型就労事業所とは、あーちゃんのように障害があったり、難病がある人が働くことができる福祉サービスになります。
特徴としては次のようなものがあります
+福祉サービス(障害者総合支援法)なので利用料が必要
ただし大体収入で無料になることが多い
+比較的簡単な作業
+短時間から行うことができる
+事業所と雇用契約を結ばない(給料ではなく工賃支給)
+工賃の全国平均は1万6369円(厚生労働省)
【軽度知的障がい】どんな仕事がしたい?あーちゃんに聞いてみた
あーちゃんにどんな仕事がしたいか聞いてみたら、
+品だし
+封入
だと言いました。封入はB型就労ではなく生活介護のようす。なのであーちゃんにはその話をしました。
「あーちゃんはB型就労だけれど、封入のお仕事は大体生活介護になるよ」
と。あーちゃんは納得。
「じゃあレストランとか販売が良い」
と言うことでこんな特徴のある事業所を選びました
【軽度知的障がい】あーちゃんが選んだB型事業所とは
あーちゃんは接客がやりたい様子。私としては不安だけれど、本人がやりたいと言うならまあやらせてみようかな。と思っています。
まだ働くと言う経験もないので、わからないしね。
と言うことでこんな特徴のある事業所を選びました。
1.リサイクル品や事業所の人たちが作ったものを販売するお店
これは私が入会している親の会関連のお店で、メンバーの作ったものやリサイクル品などを売るお店の店番。
場所が比較的わかりやすくて、ちょっと遠いけれど歩いていける?距離です。
どこにあるか知っているので、私もつれていきやすいんです。
2.レストラン事業を行っているお店
レストランの接客や製造のお仕事です。あーちゃんは接客がやりたいと言うことで、こちらに決めました。
3.パンやお菓子製造のお店
あーちゃんは中学生の時に食品加工をしていました。食品加工は結構レベルが高いんです。
「清潔さはあるか」
「言われたことをちゃんと守れるか」
と言うことで、髪を伸ばしていました。髪が長いほうがまとめやすいから。
とこの三つを次の候補にして提出しました。
お試しでどれくらいの時間働くの?詳細は?
お試しだとは言え、6時間くらいはガッツリ働くそうです。
通うのは自分で。実際通い始めるとお迎えが駅まであったりするのですが、お試しでは利用できません。
最近はコロナですしね。
一番最初の日は親が連れて行って、挨拶して熱などコロナの検査をして預けて帰ってきて・・・。
帰りは一人で帰ってくるか迎えに行く。
と言うことになるようです。
お試ししつつ適性を探っていく
お試し就労しつつその子に応じた適正を探していく。と言うのが特別支援学校の高校生の流れ。
今年卒業の子たちはコロナ禍で苦戦を強いられたとか。
お試し就労がなかなかできませんでしたからね。
我が子が就労を考え始めると言うのも感慨深いものですが、工賃一か月1万6369円は何とかなりませんかね。
利益を出す。と言うのが福祉サービスだから。。。と甘い気がします。
働いてるのに・・・。まあ障害年金が微々たるものとは言えど出るのですが・・・。
自分の賃金で暮らしていく。と言うのができる世の中になるといいですね
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