我が家の発達障がいの夫は、ずいぶん発達障がいが改善されてきましたが・・・たまに家族に「アスペが出てる」「疲れてるんじゃない?」と言われているときがあります。
私は「やりかけ」増産
私は掃除をしていて
「あれどうだったかなー」
とフラフラ他の事を始めるタイプ。そして後には「やりかけ」の山が・・・・。
思考が常に流れているので、やりかけを増産した後また最初のやりかけに戻って済ませていきます。
「まっいいか」と完全ではない妥協をすることも。家事は基本嫌いなので、妥協が大事なのです。
ところがアスペルガーの夫は完ぺき型
アスペルガー夫は完ぺきに物事をこなす型
物事は完ぺきにしたいタイプの夫は家事に対しても、ストイック。
私が彼の思う「完璧」ができていないと、大声で嫌味を言うんです(現在は改善されてますけどね)
そこで大喧嘩になるのですが・・・。
最近は私がスキル「無視する」を取得したのもあります。
アスペルガー夫の特徴|完璧を求める
あくまで、彼の中での完璧なのですが完璧を求めてくるんですね。
妥協ができない。
「これぐらいでいいか」と言うのが許せなかったようです。
これは本人自身もつらいんですよね。本人も自分に完璧を求めるわけですから。
アスペルガー夫の特徴|ものを集める
我が家の場合は駄菓子の入れ物。串型の駄菓子が入った容器をどんどん並べていました。
「それいる?」
と聞いても
「並んでいたら気持ちいいし、何かに使うかも」
と。「かも」の時点で何も使わないんですよ?と言い続け
「実際に使う場面を想定してみてください」「・・・ない。捨てるか」
となって捨てました。物を集めると掃除しにくいんですよね・・・・。
私は物に執着しないので、ホント物が多いのイラっとするんです・・・。
アスペルガー夫の特徴|言葉をそのまま受け取る
私が家事をしていて
「座ってていいよ」
と言ったらホントに座ってテレビを見て笑ってるんですよね。・・・いやそこは「手伝うよ」でしょ?
イラっとするけれどお互い様かな?^^
一番つらいことはやっぱり人格否定まで行く小言
そこまで言う必要はありますか?と言うくらい小言が大事になることがあります。
本人は脳みそで話していません。脊髄反射で話しています。
相手を傷つけることだけを選んで攻撃を仕掛けてくるんですね。
本人は
「頭の回転が速いから正論しか言っていない」
と言いますが、正論で世の中回ってないんだよ!
と思うこと多々。言っても聞かないので無視してると、こちらの思考を言葉でしか理解できない人なのでパニック。
「空気を読めない」
と言うことは、言葉でしか相手とコミュニケーションができないんですよね。
大体家事くらいでどうして人格を否定されなきゃいけないのか、私にはわかりません。
「家事ができる素晴らしい女性を探せばいいじゃない」
と言うと、
「話し合いをしよう」
って・・・
話し合いができないのはお前だ。と何度思ったことか・・・。彼のは話し合いではなく、「相手を言い負かすための闘い」でしかないんですよね。
話し合いとはお互いの意見を尊重しててできるものだと私は思っています。相手を負かすつもりの人とは話し合いはできません。
ADHDとアスペルガーは正反対だけれど
アスペルガーとADHDは正反対だけれど、複合する場合もとても多いです。
複合している場合は「なぜここは妥協できるのに、ここはこだわるの?」なんてややこしいことになることも。
発達障がいと言う一言では言い合わらせないくらい色々な特徴を持った人がいます。
障がいと言うより個性ですよね・・・もう。
その個性をグループ化して安心するだけではなく、個性自体を見極めてどう接していくか。
と言うところに発達障がいの難しさはあるのかもしれません。
発達障がい夫との関係に悩んだら
発達障がいの夫との関係に悩んだら、発達障がい夫の心理カウンセリング20年の宮田にご相談ください。
あなたがどうすれば傷つかないかを一緒に考えていきましょう。
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