こんにちは。発達障がい・軽度知的障がい家庭カウンセラーの宮田です。
今日は多目的トイレのお話をしたいと思います。
みなさんは多目的トイレをご利用しますか?
多目的トイレで某芸能人が不倫ニュースもありましたね。
そんな使い方はやめて欲しいのですが、多目的トイレと言う名称にも問題はあるのではないでしょうか。
目的はトイレであるわけですし、それ以外の目的で使うというのはあまりないのではないでしょうか。
さて某芸能人の不倫ニュースで思い出したのが、こんなお話です。
知的障がい者のお母さんとお話しさせていただいた時に、お母さんからこんなお悩みを聞かせて頂きました。
高校生以上になってくるとお子さんの背が高くなってお母さんを超えることも多々あると思います。
そのお母さんのお子さんも高校生になって、すごく背が高いそうです。
見た目では障がいがあることが分からない程度の知的障がいなのですが、トイレの介助が必要なそうです。
お母さんも綺麗な方です。
トイレの介助が必要な息子さんと一緒に多目的トイレに入ると、ひそひそされるのだとか。
聞こえるように悪口を言う方もいたりして、ものすごく辛いということをお聞きしたことがあります。
聞こえるように悪口を言う人の話を聞いてみると、若い男の子と女性が性行為をするために多目的トイレを利用していると言われるそうです。
それを聞いた時に私は、 多目的トイレをどのように利用する人がいることを知らず驚きました。
某芸能人のような使い方が広まると、介助のために一緒に入る人がいる障がい者が困るんですね。
そのような偏見で見る方が悪いという意見もあるとは思うのですが、影響力の高い芸能人のような方がそのようなことをすると
「やっぱり」
と 、言われかねません。
障がいがある人は車椅子の方だけではありませんし、内部障がいの方や知的障がいの方もいらっしゃいます。
普通のトイレではパニックになってしまう閉所恐怖症の人もいるかもしれません。
トイレ以外の利用方法をする人がいると、困る人はたくさんいます。
勘違いされても困りますし、長い間トイレが使えないのも困ります。
障害者の代表は車椅子の方と思われる方もいらっしゃるとは思うのですが、実際には困っている人はたくさんいます。
もちろん車いすの方も困りますよね。
トイレが混雑していてトイレが我慢できない人が利用することもありますし、介助が必要な方が一緒に入ることもあります。
なので多目的トイレという名称は私はやめたほうがいいと思うのです。 それだとトイレが目的でない人が使う場合もあると思います。
抵抗ある人が多いようですが、障害者トイレと言う名前で私は良いと思います。少なくとも性行為にそのトイレを使おうとすることは少なくなるのではないでしょうか
と言っても性行為に多目的トイレを使うような人はそんなにはいないと信じたいと思いますし、 もしそんな相手と付き合っているなら別れた方がいいですよね。
障害のある方が介助者と 気軽に入れる多目的トイレになってほしいと思います。
皆様、お体にはお気をつけてお過ごしくださいね。
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