【発達障害】話し続けるタイプの多動障害と対処例について

 こんにちは。発達障がい・軽度知的障がい家庭カウンセラーの宮田です。

 

 今日は発達障害の話すタイプの多動症のお話をしたいと思います。

 

話すタイプの発達障害の得意技?

 話すタイプの発達障害の得意なことの一つとして、屁理屈があります。

 

   話すタイプの発達障害のある人と喧嘩して、 正当化される屁理屈に屈した方は多いのではないでしょうか。

 

 私の発達障がいの夫(医師判断なし)は若い頃口喧嘩で負けたことがないぐらい屁理屈がすごい人でした。

 

 頭の回転が速いと言えば良いのですが、本人も言ったこと覚えてないぐらい反射的に話しています

 

 彼は大の大人を泣かしたことも多々あるそうで、本人は屁理屈ではなく正当な理由だと話していました。

 

 確かに間違ってはいないのですが、なぜこちらを苛立たせる言い方をするのか。

 

 もう少し伝え方を変えれば、相手を苛立たせず話を聞いてもらえるのではないか

 

 と私は思うのですが、なぜか苛立たせるんですよね。

 

 自分が発達障害だったことを知らなかった頃は、どうして自分が正しいことを言ったのに、 相手が怒るのかわからなかったそうです

 今は自分が発達障害であることを受け入れていて、自分が怒らせる発言をしている自覚はあるようです 

 

健常者では太刀打ちできない屁理屈

 

 娘たちの主治医である青年児童精神科の専門医が、ずっと前に話してくれたのですが

 

「発達障害の人の屁理屈は普通の人では太刀打ちできない」

 

ということでした。

 

 それを聞いて私は納得したのを覚えています 

 

多動症が「おしゃべり」に出ている?

 

 注意欠陥性多動障害は主に行動に多動性が出ますが、それは必ずしも体を動かすことだけではないような気がします

 

 思考やおしゃべりにも出ることがあるようです

 

 夫はおしゃべりタイプ 。

 

 夫は子供の頃一日中話し続けたという伝説を持っています

 

 遊んでくれた親戚のおじちゃんが

 

「よう喋るな~」

 

と呆れたとか。ちなみにおじちゃんは関西人

 

 よく話すタイプの人だったらしいのですが、そのおじさんに呆れられたぐらいしゃべる子供だったとか。

 

 多動性が「話す」ということに出ていたのかもしれません

 

 本人は話している内容をほとんど覚えてなく、私は「脊椎(反射)で喋っているの?」と聞いたことがあります

 

 頭の中がうるさいということはないようで、本当に反射で喋っているようです

 

 反射で喋っているので、相手がどう思うかなどは考えていません。というより考える暇がありません

 

 なので相手に失礼なことを言ってしまったり、相手を怒らせてしまうことも多いようです。

 

 現在は多動症の部分が改善されてきたことと、自分がしゃべるタイプの多動症だと理解しているのでそこまでひどくありません

 

 それでもこちらがイラッとすることありますけどね 

 

 しゃべるタイプの注意欠陥多動障害の人の屁理屈の対処法としては、 こちらが黙るという対処法があります

 

 相手はこちらが言ったことに対して、反射的に 返してくるのでこちらが黙ると対処のしようがなくなるのです 

 

 怒りには次々と燃料入れないと消えてしまいます

 

 屁理屈の動力源が怒りだった場合、こちらが黙っているとその燃料が投下されず落ち着くこともあります

 

 ですが黙っているだけだと、「話を聞いてない」と切れるので、相槌を打つようにしましょう 

 

 傾聴の 姿勢で屁理屈を乗り越えましょう。・・・腹立つけど。

 

 ご拝読ありがとうございました

 

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 私はボイスマルシェでカウンセリングを再開しています

 

 発達障害のお子様のことだけではなく、夫婦間の問題など発達障害に関連した 問題を扱います

 

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