精神障害がある人が起こす事件は少ないという真実

 

 こんにちは。発達障がい・軽度知的障がい家庭カウンセラーの宮田です。今日は精神障がい全般に関するお話です。

 

 精神障害のある人は危険人物

 だと思っていらっしゃる方はいると思います。そんな人がいても仕方ないんです。だって、そう刷り込みをされてしまうのですから。

 

 たくさんの犠牲者が出た事件が起こった時に、犯人が精神障がいがある人だと報道されたとします。

 

 センセーショナルに犯人が精神障がいであることをアピールするマスメディアに、洗脳されてしまって

 

「精神障がいがある人は危険な人たちなんだ」

 

刷り込みが行われてしまう場合があります。それと同時に

 

自分とは違う人たちだから、こんな事件を起こしたんだ」

 

安心する心理が働く場合もあると思います。

 

 では実際に、精神障がい者は事件を起こしやすいのでしょうか。

 

精神障害者は事件を起こしやすいの?

 

 精神障がい者の割合は全人口の2%以上となります。

 

 刑法犯(逮捕される罪を犯した人)の全検挙者(捕まった人)に対して、精神障がい者の割合は1.3%だそうです。

    (メンタルヘルスマネジメントII種より)

 

 もし本当に精神障がいがある人が危険なら、全検挙者に対して精神障がい者の割合は2%以上にならなければならないはずです。

 

精神障害者は事件を起こしやすいとは言えない

 

 この数字を見て、精神障がい者は事件を起こしやすい。とは言えないと思います。

 

 重大事件を起こした精神障がい者の犯人は、色々な要因が複雑に絡み合った結果非常に大きな事件を起こしてしまったのです。

 

 人はカテゴライズしたい生き物です。それでいいんです。

 

 ですがそれが、差別にならないような気を付けたいものですね。

 

 ご拝読ありがとうございました。

 

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 自分自身は双極性障害を持ち、精神障害を持つ方の悩みもカウンセリングさせていただいています。

 

 

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