【軽度知的障害】治らない病気で薬もないのに医師の診断を受けるメリット4選

 こんにちは。発達障がい・軽度知的障がい家庭カウンセラーの宮田です。

 今日は毎月診察を受ける子供たちのお話です。

 発達障害は薬を使うこともあるので診察を受けることも多いですが、軽度知的障がいは薬も効かないし治らない。

 

 なのにどうして私は月に一度軽度知的障がいのあーちゃんの診察を受けるのか。と言うお話をしたいと思います。

 

 軽度知的障がいのお子さんを持つ、ママの中にはお子さんの診察を受けていない方もいらっしゃるそうです。

 私の場合は、お姉ちゃんが発達障害なのでついでに・・・という面もありました。

 

 私が通っている児童精神科の医師は、日本でも数少ない専門医だそうです。

 親である私や夫の療育カウンセリングをしてくれるので、非常に助かっています。

 スクールカウンセリングや療育の人もいるにはいるのですが、継続して小さい時から診てくれていているので詳細を説明しなくていいのは利点です。

 何度も検査をしているので、検査結果もよくご存じですしね。

 

 大人の精神科に通ったことがある方はご存じだと思いますが、精神科医ってカウンセリングではなく投薬専門の場合が非常に多いんですよね。

 ですが子供の場合はカウンセリングが中心になるようです。

 

1.子供の療育について、臨床的な話を聴ける

 

  私は周囲に知的障がいの方がいなかったので、これが非常に力になりました。

 軽度知的障がいの子は、そんなに手がかからないことも多くなんとなく日々を過ごすこともできます

 ですが

「なぜ?」

と親が疑問を持ってしまうこともあると思います。

 そのことについて、月に一度臨床的な一面から話を聴けるのは非常に役立ちました

 

 学校にいるスクールカウンセラーはカウンセラーであって、医師ではありません。なので臨床的な話はできないんですよね。

 

2.継続的なカウンセリングを受けることができる

 

 上でも少し書きましたが、スクールカウンセラーなどと違い、子供の成長を長く見守ってもらえるのが利点だと思います。

 スクールカウンセラーだと、学校を卒業したり転校したら縁が切れてしまいますしね。

 医師なら廃業したり、遠方に転勤になったりしなければ長くお付き合いすることができます。

 私は医師が転院したのですが、追いかけて行ってカウンセリングを受けています。

 全国から診察を受けに行く場合もあるそうですよ。

 継続的にカウンセリングを受けることができるので、

 

「こんな子でこういう風に成長したんだな」

 

と見守ってもらえるのは大きな利点の一つだと思います。

 これがないとその子に合わせた療育ではなく、

 

「月並みなことを言われて終わり」

 

と言うことにもなりかねません。なので医師には継続的に定期的に通うのが良いかな。と思っています

 

3.自分に合った医師を選ぶことができる

 

 スクールカウンセラーなどは決まった人が担当している場合が多いのですが、医師なら自分に合う人を探すことができます。

 

「合わないなあ」

 

と思ったら他の病院を探せばいい。と言うのは大きな利点です。カウンセリングで少しでも「合わないなあ」と感じるとうまくいきません(クライアントとしての実感です)

 

「この人には何でも話せるな」

と言う医師を探すのが不可欠です

4.投薬判断や諸手続きがスムーズ

 一時的に薬を飲んだ方が良い場合なども、医師なら投薬判断や投薬提案をスムーズにしてもらえます。

 また入院が必要な場合も、判断を医師は下すことができます。

 年金取得の診断書など診断書が必要な場合も相談すれば、始めていく場合より意思疎通がスムーズになります。

 

 私の場合は、総合病院だった時は他の科に紹介していただいたりもしていました

+背が伸びないので検査したい など

 

 いかがでしたか?軽度知的障がいは治らないから、病院に行かない。と言うのも一つの選択ですが、病院に行くとこんなメリットがあるんです。

 

 この記事がみなさんの助けに少しでもなれば、幸せに思います

 ご拝読ありがとうございました

 

 

 

 

 

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