こんにちは。今日は本人に“発達障害であること”を伝えて育てた我が家のさっちゃんのお話です。
我が家のさっちゃんは、自分が“アスペルガー症候群”と“注意欠陥多動性障害”なことを診断が下りた5才の時から知っています。
精神障害保健福祉手帳3級を取得しています。
発達障害であること
我が子にそれを伝えるか、伝えないかは親御さんの考え方だと思います。私の場合は
「自分の特性を知ることで、その特性を“克服する”のか“受け入れるのか”本人に選ばせよう」
と思ったんですね。
「発達障害は持っているけれど、できないことを発達障害のせいにしないで。工夫したり違う方向から考えれば、できないことはできるようになるかもしれない」
と教えてきました。
発達障害だから「できないこと」はあるかもしれない。だけど、いろいろ考えて手段を探ってみてから“諦めても遅くない”んじゃないかな。と言う育て方をしてきました。
今は他の人には“発達障害に見えない”と言われることも多くなりましたが、家族の中では
「それ発達障害だからだねー」
と言うようなことはあります。
この前は学校に行くのに、カバンを忘れて駅まで行ったそうです。
小学校の時にもランドセルを忘れて学校に行ったことがありますが・・・。
「発達障害も自分の一部」だと受け入れているさっちゃんは、障がいがあることを自分で何も思っていません。
それは自分の特徴であって、自分自身すべてではないのですから。
発達障害があるからしてしまう失敗も、笑い飛ばせるようになっています
発達障害だと自覚がある分、失敗してしまっても
「発達障害の特性からくる失敗なんだな」
と冷静に判断ができるようになっているようです。
「発達障害だからこんな失敗しないように気を付けよう」
と冷静に自分を分析するようになっています。
自分が発達障害であることを知っていて、自分の中の特性も知って成長するしたさっちゃん。
知って育つのも知らずに育つのも、一長一短ですが皆さんの参考になれば幸いです
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